2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧
突然、長女から呼び出された。 京都に来て欲しい。 おいおい、来てほしいといっても、駅からTAXで1時間以上かかるはず。 第一、超高級店だろ。 3月に就職が決まったというから調べたら、小説のネタの中にも出てくる。 ええ、あそこが予約取れたの?? しか…
待て!! ああ、やった・・・・・ 次男が自分でロックを解除して飛び出した。 住宅団地まで帰って気が緩んだのかもしれない。 おもちゃ屋の向かい側で車を停車してしまった。 その時点で、子どもは道を横切ることになるのに。 次男が私の目の前を横切って飛…
風呂場から言い合いの声がする。 何事かと覗けば、娘と妻が対峙している。 そんなに好きなら別れれば。 おいおい、声が大きい。 旅行に行ってるじゃない。 何を言ってるの。 知っているのよ。と携帯を見せるではないか。 ああ、チビが妻の部屋から持ち出した…
彼女離婚して一人なの。 慰めてあげて。 おいおい、何を考えているのだ。 県役員会の納会だった。 気が付くと男性陣は向こうの方に固まっている。 たぶん喫煙の関係だろう、と思っていたが。 結果として、私のところへ女性陣5人が陣取っていた。 だいたいこ…
ギリギリで試写会の映画館に走り込む。 何やら抽選をしている。 3等***** ええと、私のは何番だ? あれ、当たっている?? ヤッパリ。 慌ててステージへ駆けていく。 慌ただしいこと。 おめでとうございます。 カセットレコーダーはお持ちですか。 いえ…
髪の長い彼女は注目の的だった。 だから側へ寄るだけでも勇気がいる行為だし、目立つ。 そういうのを遠くから眺めていたら、部室の入り口で出逢った。 卓球部のマネージャーになりたいと友達二人で来たということだった。 ええ??こんな地味なところへ?? …
クラッチが踏めなくなり、歩くのも不自由になったので辞めた。 その会社は小さいながらうまく回っていたようだ。 あとは人の問題。 人あたりが悪いと苦情が多く困っていたようだ。 その点、私は多くの得意先が女性なのでNOトラブル。 わずか2年であったが、…
院長の船で看護師らと無人島へ上陸。 テント設営したら、どっと疲れが出てパラソルの下で寝た。 記憶が飛び飛び。 先輩の得意先なんだが、私を例によって看護師のご機嫌取りに利用。 前日から海に近い先輩の実家離れで寝るという不慣れな状態。 さらにボート…
その人はバツイチになったので働かなくてはいけない、という噂を聞いた。 理科は、なかなか人材が定着しない。 コマ数の関係で給料が安いから。 算数は塾長。 中学の数学は別の専門家。優秀な方はやはり定着しない。引き抜かれるから。 私は当初、中学の国語…
荷受け台に箱が山ほどある。 朝、自分の車に積むために商品部から受け出してそこへ積んだ。 そして、車を持って来たはずなのに・・・積み忘れた。 そんなバカな。 それを何度もするのが、私だった。 電話を受ければ、商品名を間違える。 相手先の会社名を書…
由美さん(仮名)は美人で・・と何回言っただろう。 次男の披露宴でマイクを持った新婦の同級生だった女性。 決して彼女が美しくないわけではないが、そんなにそこを言うか、という挨拶。 女性の友だち関係はわからない。 まあまあ高めの女子大。 次男の大学…
閉鎖のお知らせ。 知っているゴルフ・プロの記事を見たので、彼が買い取ったというゴルフ場のHPへ飛んだら、おいおい。 ゴルフ場フロントの美人姉妹を思い出した。 そこへ就職する気はなく、ドライブがてらに訪れたのだ。 すると、フロントに背の高い美人が…
夜の結婚式場はいい感じ。 たまに来訪者あり。 たいがい親御さんです。 見学をという希望者を100人規模の部屋へ。 そこはミラーボールと音楽がいつでもOKな場所なので、いい感じのムードを出しながら結婚とはという話を展開。 話は得意なので感動に持ってい…
事件は突然に。 店を出した。 いい加減他人に使われるのがいやになり、食えるだけ利益出ればいいや、という感じ。 ちょうど小学生・中学生がアイドルなどのグッズに飛びついてきた時代。 ファンシーな小物と文具と駄菓子。 結構賑わった。 有線放送の営業が…
「お化け」当たり。 パチンコのシステム?を知らなかった。 大学に入ってから同級生が、さも当然という感じで店に入り、勝つと特殊景品に替えて路地裏へ。 え?換金できるの?いいの?? 本格的にするようになったのは夏を過ぎてからだった。 夏休みに帰省し…
何度目の応募だったか。 それまでは除外していた外食産業へ行ってみた。 すぐ仕事の説明を実地で経験させられた。 しかし、私は猿真似しかできないので、しなくていいことまでまねてしまった。 そして何より苦痛に感じたのは、食べ残しを片付けること、大声…
バースデイ・ケイキと手作りの料理がテーブル一杯に並び、子どもたちと妻・義母が笑みを浮かべて並んでいる。 私の少年時代にはなかった光景だ。 私は、良き父親としてそこへいた。 敢えて否定も反抗もせず、幸せな家庭の一員として眺めていた。 あまりにも…
彼女の母親の家を見た時、私は後悔した。 けど、もう目の前に来ているので引き返すことはできなかった。 実際、車は彼女の軽自動車で、私は助手席なのだから。 田舎でもそういう家は見たことはあるが、決して近寄りはしなかった。 関わらないのがいいという…
教室に灯油を撒いた生徒。 聞けば、中学時代から有名な悪だそうで、そのクラスへ行くのは恐ろしかった。 なるべくかかわりになりたくなく、当然そういう気持ちは生徒たちにもわかる。 私だけでなく、すべての先生はそういう態度だったのだろう。 1年の終わり…
彼女が中学生だった時、上級生に裕福な家の子がいた。 ありきたりな話だ。 取り巻きがいて、ボスのご機嫌を取るやつがいた。 あの子いいな。 そう、つぶやいたのを聞き逃さなかった子分Gは、洋子を呼び止め言った。 上条さんがいいと言ってる。来いよ。 ちょ…
携帯が鳴っていた。 彼女の寝室で。 忘れて行ったのだ。 それは油断だったのか、罠だったのか。 ありきたりの話だ。 親しげなメールの数々。 20年経った今は、警告だったのかもしれない、と思える。 浮気は男だけのものではないと。 泥の中から救い出したよ…
中学までは義務教育だ。 どんなに貧しくても、中学卒業まではたどり着ける。 もちろん、給食費を滞納するという話は聞くけど、彼女は自分で稼ぎ出していた。 牛乳配達を3年間続けて。 そして、卒業数か月前に、担任と共に医師の面接を受けていた。 教師は、…
で、どうだった? ベットに寝ている友人が聞いてきた。 処女だった? ・・・ああ。 そうだと思った。 実際は違ったのだが、それは言うべきではないと思った。 そして、二つのことを考えた。 ① 騙されているのか。 ② 言えない過去があるのか。 ①はないと思っ…
葬儀の日は近づく台風の風で朝から騒がしかった。 もともと行く気はなかったが、べレンダの波板屋根が飛ばされそうになり、その補修を理由に行かなかった。 義母が死んでから徐々に明らかになる複雑な家族の歴史。 知らない方がいい。 そういう気持ちが強か…
私とつき合ってもいいことはありません。 そう、言ったのに。 私は、生きていくことを止める、そればかりを考えていたのだから。 どうしてそういうことになったのか、今でも肝心なことは思い出せない。 トーワさん、先輩と付き合ってみませんか。 え、? 先…
通夜へは行かなかった。 本当に結婚したいのか、と問われて答えられなかった。 結納の日。 予告もなく田舎から出て来た父親とよく知らない親戚の仲人を前にして。 義母になる人は核心をついてきた。 彼女はわかっていたのだ。 人を愛することがわからない人…
ほとんど誰からもかからないケータイの呼び出しボイスが聞こえる時がある。 決まって女の声で。 後ろめたいことが幾つもあるので、その度にビクつく。 バレたか。 そもそも、私が生まれてきたことが間違いだった。 不幸の始まりだったのだ。 私の本心を問い…
健康診断でケチをつけられ安く契約させられた投手。 8年契約の5年で大型三角トレード。 メジャーは勝つための戦略がハッキリしているから当然あり。 新天地でも活躍することが生き残る道。 次々米国以外からも来るわけで、不振すなわち引退危機。 年齢的にあ…
先日見た少し前の映画。 360度写すカメラとそれに合う風景を紹介する写真屋の若い店主。 そして、またまた久しぶりに観ることにしたロミオとジュリエット??恋物語。 ここに渋い実力俳優さんが写真館の老主で出ている。 写真館というのは時代を超えて物…
タイトルと表紙を見て、ああ、どうせ、という感じを持ってしまう。 アイドルの想いで高校物語、ってところか。などと。 写真という言葉があるのにかすかなニオイは感じていたが、何週もスルーしていた。 そして、今日、本当に観るモノがないので、暇つぶしに…