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閉鎖のお知らせ。
知っているゴルフ・プロの記事を見たので、彼が買い取ったというゴルフ場のHPへ飛んだら、おいおい。
ゴルフ場フロントの美人姉妹を思い出した。
そこへ就職する気はなく、ドライブがてらに訪れたのだ。
すると、フロントに背の高い美人が二人いた。
一人は25歳くらい。知的なロングヘア―。
もう一人は、22歳くらいのセミロング、活動的な感じ。
おいおい、こんな田舎に。
さすが、ゴルフ場。
そういえば駐車場の車がみんな3ナンバーだったよ。
平日なのに一杯。
それまで縁がなかったから、まったくの別世界。
それでも、市中心部からは15kmの私がいる町からさらに30kmの山の中。
完全に田舎とバカにして行ったから、驚きは嬉しさに変わった。
支配人の部屋へ通されると、二人いた。
一人はブレザーなのでこちらが支配人だろうと思った。
もう一人は、白髪の長身おじいさん。
社長と紹介された。
話は、すぐに家から遠いが通えるのか、という問いに。
正直、冷やかしで来たつもりだったが、ガラッと気持ちが変わった。
それでも断るきっかけにと、給与の希望を聞かれたので相場より5万円高めに言った。
すると、社長がわかった。プラス1万でどうか。と聞いてきた。
おいおい、断れないぞ。
考えていると、すぐにでも来られるか、と聞くので。
これが最後の断チャンスとして、家族で東京旅行が決まっているから2w後になると答える。
さすがに怒るだろうと思ったら、じゃ、2w後から来てくれとなった。
肝心の仕事内容は、キャデイ・マスターという言葉さえ知らないそれに??で帰路についた。
あまりの急展開にその後のことは覚えていない。
これが、バブル時代への参加だった。