~16

閉鎖のお知らせ。

 

知っているゴルフ・プロの記事を見たので、彼が買い取ったというゴルフ場のHPへ飛んだら、おいおい。

 

ゴルフ場フロントの美人姉妹を思い出した。

そこへ就職する気はなく、ドライブがてらに訪れたのだ。

すると、フロントに背の高い美人が二人いた。

一人は25歳くらい。知的なロングヘア―。

もう一人は、22歳くらいのセミロング、活動的な感じ。

 

おいおい、こんな田舎に。

さすが、ゴルフ場。

そういえば駐車場の車がみんな3ナンバーだったよ。

平日なのに一杯。

 

それまで縁がなかったから、まったくの別世界。

それでも、市中心部からは15kmの私がいる町からさらに30kmの山の中。

完全に田舎とバカにして行ったから、驚きは嬉しさに変わった。

 

支配人の部屋へ通されると、二人いた。

一人はブレザーなのでこちらが支配人だろうと思った。

もう一人は、白髪の長身おじいさん。

社長と紹介された。

 

話は、すぐに家から遠いが通えるのか、という問いに。

正直、冷やかしで来たつもりだったが、ガラッと気持ちが変わった。

それでも断るきっかけにと、給与の希望を聞かれたので相場より5万円高めに言った。

すると、社長がわかった。プラス1万でどうか。と聞いてきた。

 

おいおい、断れないぞ。

考えていると、すぐにでも来られるか、と聞くので。

これが最後の断チャンスとして、家族で東京旅行が決まっているから2w後になると答える。

 

さすがに怒るだろうと思ったら、じゃ、2w後から来てくれとなった。

 

肝心の仕事内容は、キャデイ・マスターという言葉さえ知らないそれに??で帰路についた。

 

あまりの急展開にその後のことは覚えていない。

 

これが、バブル時代への参加だった。