ホームズを女性中心に見ると
昼間の女性は首元までしっかり洋服でガードしているが、洋館の夕食時にローソクの炎に照らし出される大きな胸元は、まったくもって日本人にはドキドキするばかりで話が入って来ない。
凄いよね。まったく。
胸が大きいからできることだが、それにしてもほぼほ見えているわけで、男性がタキシードで正装しているからと言って、必ずしも紳士的振る舞いのままとは思えない。
言葉は悪いが誘っているとしか思えない。
これが日本文化との相違でしょうか。
現代においても、あそこまで胸元露わな女性が目の前に立つと、そこは夜の店しかないのが日本だろう。
そして、世界的に見ても女性が男性の持ち物的に扱われた歴史は長かった。
今もそういう地域・国はある。
ホームズでは、彼女はレデイだとか、彼は紳士だとか、度々セリフになるが。
日本人にはイマイチ正確に想像することもできない。
そもそも、侯爵や伯爵といった貴族階級が今もあるイギリス、大英帝国??
貧しい半地下の家族とか、孤児とか、犯人捜しの場面ではよく出るイギリスの底辺。
産業革命とか、フランス革命とか、何かというと天地がひっくり返るようなところから、新世界のアメリカ大陸へ渡った人々が、いつの間にか世界を牛耳るようになる。
ロシアの時代から、政権は変われども、文化は脈々と受け継がれ、小説でなじみの都市が現存する白い国。
あの時代を描いた映画は、文化の違い、凄さに圧倒される。
まだまだ、西欧コンプレックスは残るかな。
などと、豊かな胸元から発展しての文章は、恥ずかしいばかり。
いや、凄いよねえと、あきれるね。