家が無くなって、山が見える。

今までは見えなかったが、斜め方向に遠くの山が見えるようになった。

 

やはり気持ちいい。

 

で、正面には相変わらず邪魔な屋根裏部屋の姿。

 

サイボーグのファンタジー映画でも、台所側の窓を開けると嫌な看板が睨んでいる屋上の部屋があったね。

 

せっかくの屋上なのに台無しになる。

 

遠くに見えるものは幸いだ。

 

山がすぐそこにあれば、イノシシ・鹿・猿・そして今年は熊だ。

 

年に数回用事を頼まれる家の周りに出だした熊。

近所の家では柿の木など果樹を全部切っていた。

 

柵も熊には無力。

他地区ではなす術もなく、柵などの対策はせず、食べ物を作らなくしたという。

 

暖冬で冬眠しないから繁殖して頭数が増えて、食べ物が不足しているという。

 

遠くから見る分には自然などとのんきな評論ができる。

 

そこで暮らすとなると・・・・・

 

先人は動物たちなんだよなあ。

 

北海道で駆除を頼まれた猟師を訴えるなんてバカなことをする奴が出たおかげで、全国の駆除に影響が出ているという。

 

バカをまねてすぐに苦情を言う輩がいるらしい。

 

田舎を甘く見てはいけない。

 

人間関係が壊れれば、嫌がらせのオンパレード。

 

駐車違反・ゴミ出し・飲酒運転密告・・・・・・

 

おりしも議会選挙始まり、議員にたかる輩や陥れる輩。

 

どこへ住んでも終の棲家が平穏とはいかない人間社会。

 

部屋に籠って暮らす毎日が、あながち不幸とは言い切れない。

人と接しなければ、そう大きな不幸は訪れない。

 

もちろんコロナも。