闘魂、九里 亜蓮。
何ということでしょう、またまた、9回、投げ切りました。
あと一本が出ない打線を恨まず、投打に必死の姿。
それが9回2死からの同点本塁打を生みました。
勝ちこそ付かなかったが、価値ある規定投球回数達成。
昨年までは、便利屋扱いされて、いろんなところで投げていたが。
今年は先発のしかも強いチームとの初戦に投げる一年だった。
打てない打線のせいで勝ちこそ8勝止まりなんだが、防御率は5位になりました。
2点台です。立派な数字。
本当なら10勝の内容。
左右の両エースがゼロ勝と5勝で離脱というチームの中で、実質投手リーダー格の頼れる存在になった。
これは来年以降も十分期待できる。
何しろガタイが大きい、体力ある、闘志全開。
大卒ドラ1の新人王候補と共に6連戦のカード頭を任せられる柱。
リードが未熟な若手捕手に強く首を振る新人や闘魂をブルペンから見て、他の若手も自分の頭で考えるようになってくれたら来年の期待が持てる。
打線はこの秋季キャンプが命運を分けるだろう。
うかうかしていると次から次に若手が伸びてくる。
私が監督なら、サッカーで使う手の①ポジション2人制で競わせるだろう。
結果が出なければベンチスタート。
あと、3・4・5番と言えども、送りバントとゴロでの得点を命令。
出来ないようなら6・7・8へ降格。
リリーフ陣に不安が残る来シーズンの戦い方は、先制大量点あるのみ。
1回に得点することが必須。
その為には、1番から5番までは確率とチームプレイを厳命。
足の速い選手がそろっているのだから、鈍足選手は代打のみ。
今年は投手ばかりだったが、野手は基本足が速い運動能力高い選手が入団。
鈍足は本当に点にならない、足を引っ張る走塁なのだ。
いい投手が投げれば点が入らない試合をいかに勝つか。
ヒット無しでも、四球の選手をホームへ迎える野球をしなくてはいけない。
四球>>盗塁>>送りバントで1死3塁>>内野ゴロで1点。
これをやられれば、いくらいい投手でも精神的に参る。
新人監督の采配がダメダメだったが、オーナーが5年任すという方針なので、選手が考えなければ。
サインが出ないからという消極的な姿勢ではなく、チームが勝たなければ年棒が上がらないと考えなくては。
世界がコロナや経済戦争で混乱しようとも、スポーツの基本は変わらない。
勝ったものが強いのだ。
もう一度、地方の力で中央を倒しましょう。