火事跡~焼け残ったモノたち

やっと足場業者が来て、防音シートを張った。

足場はなく、窓枠に倒壊防止のパイプを繋いだ。

 

その時、雨戸などを外す音が大きかったのでチラッと見学。

すると、火元の反対側は燃え残っているもの多数。

 

炎が早めに二階へ上がっているので、一階かなり焼け残っているようだ。

 

ということで、放水で濡れて廃棄するしかないようなものが多数見えるが。

 

荒れた庭から想像した通り、家の中はゴミ屋敷状態な感じ。

 

モノを搬出する側からは裏手になるので、正確にはわからないが、2~3トンダンプ(荷台が傾くやつ)が最初から来ていたから、そういう用途なんだろう。

したがって、今日は足場が組まれ、駐車場側の門扉を壊すような音以外は静かに過ぎた。

 

重機が入るスペースを確保したようだから、明日から本格的かな。

 

各地の火災報道があるけど、初期消火していないのか、ほとんどがきれいに1階から全部焼けている。

中には燐家も延焼というのが普通にある。

 

いろいろ批判はあったようだが、消火器10本使った火の抑制は効果あったと思う。

 

爆発炎上だったから、最初から炎が窓から噴き出していたからね。

ほっておいたら、相当被害は違ったと思う。

 

何しろ、消防が来て放するまでは15分~20分。

 

普通は、完全に燃え広がっているはず。

 

今となっては昔だ。

 

火元の中年は、今頃思っているかもしれない。

 

もっと完全に焼けたら、撤去費用が少なくて済んだのに。

 

余計なことしてから。

 

 

消防士達もそう思っているのかも。

 

延焼しそうにないなら、きれいに燃やそう。

 

跡が楽だから。費用も少なくなる。

 

 

モノにはいくつもの見方あり。

 

他人同士がうまくいくわけがない。

 

そういう中で、気軽に挨拶する昨年引っ越してきた若い家族は、ラッキーだった。

今のところ。

 

今度の跡地はどうなることやら。