沖縄から宅配
なんじゃ、こりゃ??
新手の送り付け商法か・・・・
送付状がかすれて読みにくいと配達員はぼやく・・・
ああ、東君だ。
彼はいつも筆圧が弱い。
字が下手だから小さく弱い文字。
一度注意したいところだが、出来ない。
中身はコーヒーに缶ビール、海藻パック。
え、これだけ?という位スカスカ。
箱半分は詰め物。
再度、なんじゃ、こりゃ???
誕生日でもないし、お歳暮には早いし、????
善意??も中途半端。
こういう時は添え状が必要なんだよなあ。
沖縄出張のお土産です。とか。
とりあえず、着のメールを返信して、どうしたの?聞かずにはおられなかった。
私は家族というものに懐疑的に育ったので、どうしても教育理論や本を上滑りに試みる傾向がある。
小さいうちはまだよかったが、中学卒業したら、もう、関知しない方がいいくらいの距離感。
ゆえに、朝ドラの父親を見ていたら胸が苦しい。
大正生まれの父親はすべて独断専行、話さない、聞かない。
ああいう親になりたくない一心で、距離が出るのだろう。
気を使われるのも疲れるよなあ。
重荷になりたくない。
800km離れているので、本当に、帰らなくていい。
子どもに接するのも苦手なのに、新たな人はさらに困る。
うううんんん、野生の動物なら、自分の最後を心配する必要はないのだろう。
人間は勝手には死ねない、厄介な生き物。
死して、まだたくさんの書類とお金と役所の手続きがいる。
本当に、厄介な生き物だ。