なぜ、そこに電気メーター??

家がすっかり崩され、防音シートが取り払われ、その隣の家が丸見えになった。

 

で、おかしなモノが壁についているなと思ったら電気メーターだった。

 

検針の方が来たら、玄関から庭を横切り、家の真横の中央にポツンとある黒いBOX。

 

どう見てもリビングの横だよな。

 

検針の人、相当気を使うよなあ。

 

家の設計する人は、そこまで考えていないんだろうなあ。

 

ガス・電気・水道の検針員さんのことまで考えて設計していない家が多い。

 

最近、そういった方々の苦労をつづった本が出ているけど、是非設計士や建て主の方に一読して欲しいものです。

 

私は高校生の時に新聞の集金をしていたけど、時間帯が夕方から夜になることが多いのでかなり怖かった思いもした。

 

夜は、お化けが怖いというけれど、人間が一番怖いのですよ。

 

解体は、基礎やらのガラが地面一杯になっている状態で昨日終了。

台所や風呂など水回りは金属やプラがあり、分別に時間がかかっている。

 

おそらく今日はそれらも撤去されてきれいになるのでは。

 

その結果、今まで家で隠れていた部分が丸見えになった。

 

裏の高い屋根の家が無くなればいいのにと思っていたが、その隣が無くなったら、道路の向こうの家が丸見え。

 

二階のベランダは、日除けで完全にカバーしているから良かった。

というか、もう外せない感じ。

 

よく角地がいいというけど、住めば不都合がよくわかる。

道路側から家丸見えになり、カーテン開けられない。

家によっては雨戸まで閉めていることあり。

 

広大な庭があり、高い生け垣か塀があるなら角地もいいけど、狭い敷地の住宅地では、通行人の視線が気になるばかり。

車の騒音もするし、あまりいいことない。

 

値段が高い上に不快な生活。

 

住宅が近い庶民の家は、家の中だけ考えての設計は、後々ダメなことが出る。

 

周りの家との関係をよく調べないと。

 

そういったことが分かった設計士が、中庭タイプの家を作るんだ。

いろいろな規制をクリアしたうえで。

 

外から見たら、壁や塀で遮断された冷たい家に見えるけど、中に住む人は、窓を開放しても安全・安心な生活が出来る。

 

まあ、もう家をどうこうするゆとりはないが、周りが大きく変化することもある。

 

これから冬を迎えるわけだが、東から南方面が開けたので、低い陽射しでも庭に陽射しが届くだろう。

朝だけでも気分がよくなりそう。